CAC Emotion AI Solutions (CEAS) シリーズ
感情認識AIを用いた感情分析サービスのご紹介
Affdex SDK
感情認識AI開発キットの
ライセンス提供サービス
Affdex SDK(Affdex Software Development Kit)は、貴社の製品やサービスに感情認識AI「Affdex」を実装するためのソフトウェア開発キットで、Windows、Android、iOS、Linuxに対応しています。開発者の使いやすさを重視して作成されており、セットアップ作業も通常数時間程度で終了するため、導入も容易。軽量かつ高速なライブラリにより、ネット接続のないローカル環境においても感情データを少メモリ容量で高速に処理できます。また、APIによりクラウドベースでパワフルな機能を実現することも可能です。




まずはトライアルキットにて、自社での開発が可能かどうかご確認ください。
特徴/概要
● ネットワーク接続のないローカル環境でのスタンドアローン実行が可能
● リアルタイム分析、事後分析の両方に対応
● 複数人の表情・感情を同時に分析可能
利用可能な画像タイプ
- 〇 カメラ映像:デバイスに接続されたカメラからのリアルタイム映像
- 〇 ビデオファイル:事前に撮影・録画した動画
- 〇 写真:事前に撮影した静止画
対応プラットフォーム/動作要件
- 〇 Windows、Android、iOS、Linux に対応
検知可能な項目
- 〇 21種類の表情
- 〇 7種類の感情
- 〇 2種類の特殊指標(Valence[肯定的表情/否定的表情]、およびEngagement[表情の豊かさ])
※ 検知結果は0 ~ 100 の数値(肯定的/ 否定的は-100~+100 の数値)で表示されます。 - 〇 外見的特徴(年齢層、性別、エスニシティ、メガネの有無)
- 〇 その他、顔ランドマークの座標点やヘッドポジション指標など
(詳細はMETRICSページをご参照ください。)
ライセンス
ライセンスには「開発者年間ライセンス」「商用年間ライセンス」「アカデミック年間ライセンス」があり、主な利用条件は以下の通りです。
トライアルライセンス
無償
60日間有効
開発者年間ライセンス
300万円 / 年
10 デバイスまでインストール可
商用年間ライセンス
ご利用用途に合わせて個別見積もり
アカデミック年間ライセンス
60万円 / 年
5デバイスまでインストール可
ライセンス
ライセンスには「開発者年間ライセンス」「商用年間ライセンス」「アカデミック年間ライセンス」があり、
主な利用条件は以下の通りです。
ライセンス種別 | 料金(税別) | 備考 |
---|---|---|
トライアルライセンス | 無償 | 60日間有効 |
開発者年間ライセンス | 300万円 / 年 | 10デバイスまでインストール可 |
商用年間ライセンス | ご利用用途に合わせて個別見積もり | |
アカデミック年間ライセンス | 60万円 / 年 | 5デバイスまでインストール可 |
対応プラットフォーム/
動作要件
感情認識AI「Affdex」のSDKは、Windows、iOS/macOS、Android、Unity、Linuxといった数多くの主要プラットフォームに対応しています。
また、SDKによる組み込みの他、クラウドベースで同機能を利用できるAPIも提供しています。
Windows
ハードウェア
プロセッサ:2 GHz
RAM:1 GB
最小空き容量:950 MB
ソフトウェア
以下のランタイムが必要
・Visual C++ Redistributable runtime for VS 2013
・Microsoft .NET framework v 4.0 (.NET SDKのみ)
対応
Windows 7以降
Android
ハードウェア
プロセッサ:1.5 GHz Cortex-A53クアッドコア
RAM:1 GB
ソフトウェア
Android API 16 以降が動作すること
開発環境でJava 1.7以降が必要
対応
Android 4.4以降
iOS/macOS
ハードウェア
iOS: iPad Air以降、iPhone5s以降
macOS: OS X Yosemite (10.10) 以降が動作するMac
ソフトウェア
―
対応
iOS 9 以降
Linux
ハードウェア
プロセッサ:2 GHz
RAM:1 GB
最小空き容量:950 MB
libcurl/libopenssl/libuuid
CentOS 7/GCC v4.8.x
Unity
ハードウェア
プロセッサ:2 GHz(64ビット)
RAM:1 GB
最小空き容量:950 MB
ソフトウェア
以下のランタイムが必要 Unity 5/Visual Studio 14+またはXamarin Studio/QuickTime
Movie Player/Visual C++ Redistributable runtime for VS 2013
対応
Windows 7以降
mac OS X 10.9.5 以降
Android 4.3 以降
iOS 8.0 以降
Javascript
ハードウェア
プロセッサ:2 GHz
RAM:1 GB
ソフトウェア
―
対応
Chrome 51以降
Firefox 47以降r
Opera 37
Edge 10586
対応プラットフォーム/動作要件
感情認識AI「Affdex」のSDKは、Windows、iOS/macOS、Android、Unity、Linuxといった
数多くの主要プラットフォームに対応しています。
また、SDKによる組み込みの他、クラウドベースで同機能を利用できるAPIも提供しています。
プラットフォーム | ハードウェア | ソフトウェア | 対応 |
---|---|---|---|
Windows | プロセッサ:2 GHz
RAM:1 GB 最小空き容量:950 MB |
以下のランタイムが必要
・Visual C++ Redistributable runtime for VS 2013 ・Microsoft .NET framework v 4.0 (.NET SDKのみ) |
Windows 7以降 |
Android | プロセッサ:1.5 GHz Cortex-A53クアッドコア
RAM:1 GB |
Android API 16 以降が動作すること
開発環境でJava 1.7以降が必要 |
Android 4.4以降 |
iOS/macOS | iOS: iPad Air以降、iPhone5s以降
macOS:OSX Yosemite (10.10) 以降が動作するMac |
― | iOS 9 以降 |
Linux | プロセッサ:2 GHz
RAM:1 GB 最小空き容量:950 MB |
Linux
以下のランタイムが必要
ibcurl/libopenssl/libuuid |
Ubuntu 16.04/GCC v5.4.x
CentOS 7/GCC v4.8.x |
ARM
|
Ubuntu 16.04 /GCC v5.4.x | ||
Unity | プロセッサ:2 GHz(64ビット)
RAM:1 GB 最小空き容量:950 MB |
以下のランタイムが必要
Unity 5/Visual Studio 14+またはXamarin Studio/QuickTime Movie Player/Visual C++ Redistributable runtime for VS 2013 |
Windows 7以降
mac OS X 10.9.5 以降 Android 4.3 以降 iOS 8.0 以降 |
Javascript | プロセッサ:2 GHz
RAM:1 GB |
― | Chrome 51以降
Firefox 47以降r Opera 37 Edge 10586 |
心sensor
映像を分析して感情をデータ化
ローカルベースのの感情分析サービス
「心sensor」は専用アプリを使用して動画やリアルタイム映像から感情や表情を分析できるローカルベースの感情分析サービスです。分析結果はビューア画面や数値で表した感情データログならびに分析結果サマリーレポートで確認できます。
Affectiva社により開発された感情認識AI「Affdex」を使用しており、膨大な人間の表情データをもとに、表情データからどのような感情なのかをディープラーニングによって分析します。
34のフェイスポイントの動きから21種類の表情、7種類の感情、2種類の特殊指標(Valence[肯定的表情・否定的表情] / Engagement[表情の豊かさ])を計測します。
「心sensor」をご利用頂ければ、企業が既にお持ちの動画データやリアルタイム映像から手軽に感情分析を行い、新たな資産価値を生み出すことができます。

動画を選択して分析する機能

動画分析後のビューア画面
特長/概要
● ネットワーク接続のないローカル環境でのスタンドアローン実行が可能
● 世界最大級のデータベースをもとに感情を分析し、下記項目を検知
- 〇 21種類の表情
- 〇 7種類の感情
- 〇 2種類の特殊指標(Valence[肯定的表情/否定的表情]、およびEngagement[表情の豊かさ])
※検知結果は0 ~ 100 の数値(Valence[肯定的表情/否定的表情]は-100 ~+100 の数値)で表示されます。
● WEBカメラの入力映像を元にした、リアルタイム感情分析が可能
● 動画分析での感情分析結果のサマリー情報を出力可能
- 〇 顔検出の時間割合: 円グラフ
- 〇 感情の時間推移:ヒートマップ
- 〇 感情の統計情報:表
● グラフ表示のビューア機能、サマリー情報のGUI・レポート出力、およびCSV 形式のログ出力が可能
感情認識AI「Affdex」のSDKは、Windows、iOS、Android、Linuxといった数多くの主要プラットフォームに対応しています。
また、SDKによる組み込みの他、クラウドベースで同機能を利用できるAPIも提供しています。
機能 | ご説明 |
---|---|
録画済み動画の分析 |
|
分析済結果のグラフ表示 | 時系列で線グラフが表示できるビューアが付いていますが、CSV形式で保存しているため、ダウンロードしたデータを自由に加工することも可能です |
推奨PCスペック
コンポーネント | 要件 |
---|---|
OS | Windows 8.1/10 64bit(×64) |
プロセッサ | 2コア 2GHz以上 |
実行環境 | 4GB 以上 |
メモリ | Microsoft .NET framework 4.6以上、Visual C++ 2017 ランタイム |
ディスプレイ | HD(1280×720)以上 |
カメラ※ | QVGA(320×240)以上 |
※カメラの種類によりご利用いただけない場合があります。
心sensor for Training
AIで表情トレーニング
セールススタッフの対人コミュニケーションスキル向上に特化したアプリ
「心sensor for Training」は、スタッフの表情や顧客対応のトレーニングが可能になる対人コミュニケーションスキル向上に特化した表情トレーニングアプリです。
Affectiva社が開発した感情認識AI「Affdex」を使用してCACが独自開発したアプリを、カメラを搭載しているPCやタブレット端末にインストールすれば、カメラが捉えた表情筋の動きを感情認識AIが解析し、どのような印象を与える表情であったかを評価することで「顧客応対練習」が可能となりました。ネットワークに接続することなくいつでもどこでも、対人コミュニケーションのトレーニングの実施と、実施結果の確認を行えます。
トレーニング用コンテンツ(※)を再生しながら、顧客への自社の説明や商材の提案といった、より実践的な応対練習を行うことができるため、営業担当者や販売員、店舗スタッフなどのセールススタッフが所属するチームや組織全体の対人コミュニケーションスキル向上に役立ちます。
トレーニング結果表示画面:同一人物の結果比較画面
※トレーニング用コンテンツ動画は事業内容や練習内容に合わせて、お客様にてご用意いただきます。
シーンごとに適した指標(「真剣に」、「笑顔で」など数種類から選択)や、説明時間もお客様にて設定することができます。
特徴/概要
● 応対練習トレーニング
- 〇 トレーニング用コンテンツを再生しながら、自身の表情や顧客応対のトレーニングが可能
- 〇 採点の為の表情分析は、PCやタブレット端末に搭載されているカメラを通じて、リアルタイムで行う
● 分析/評価
- 〇 利用者の顔の表情筋の動きから推定した7種類の感情値、21種類の表情値などを組み合わせたCAC独自の指標を用いて評価を行う
- 〇 評価は、トレーニング中のシーンごとに適した指標を表出できているか、話すスピードや説明の時間の長さなど複数の評価軸で総合的に行う
- 〇 トレーニング結果はグラフや数値で視覚的に利用者へフィードバック
● アドバイス/結果の比較
- 〇 トレーニングの回数を重ねるとトレーニング結果が蓄積され、各回の内容を振り返るだけではなく、成長度や変化の推移を把握することが可能
- 〇 動画やスクリプトは1つのパートを複数に分割することができ、分割したパート毎の結果を比較することも可能
- 〇 分析結果をベースに、各パートに適したアドバイス(表情や話すスピードなどの改善ポイント)を提示
● レポート
- 〇 マネジメント層向けにトレーニング状況サマリーレポートを提供
- 〇 チームメンバーのトレーニング実施状況や評価結果の履歴をいつでも確認可能
※「心sensor for Training」は特許出願中です。
Automotive AI
感情認識AIが実現する
新しい乗車体験
快適な運転環境を構築し安全性を向上するためには、運転者だけでなく同乗者の感情や反応をリアルタイムで把握することが不可欠です。Affectiva 社のAutomotive AI (SDK)は、車内に設置したカメラおよびマイクを利用して表情データならびに音声データを収集し、それらを基にリアルタイムで乗員の感情を分析することを可能とした最先端の車内センシングAIです。ディープラーニングにより精度を向上した世界最大級のデータベースとAffectiva 社独自のアルゴリズムにより、分析はすべてローカル環境で行われます。この技術の活用により、次世代ドライバーモニタリングシステムの構築、快適な自動運転車両の開発、同乗者の反応に応じたまったく新しい乗車体験の提供などが期待されます。
SDK(Linux環境)での提供となるため、自社製品との組み込みが可能です。
車内にカメラとマイクを設置することで映像や音声データを収集し、マルチモーダルな感情分析を実現します。カメラからは映像に映っている人物の表情を、マイクからは発話者の音声を分析し、分析結果は数値データで出力が可能です。RGB/近赤外線カメラの利用が可能なため、車内にカメラを設置し、逆光や暗闇でも運転者の表情を正しく検知することができます。

特徴/概要
● 表情分析
- 〇 カメラの映像(RGB / 近赤外線)から顔の位置を検出・追跡
- 〇 顔画像をピクセルレベルに分割し、表情および感情を分析
● 音声分析
- 〇 音声動作検出システムにより発話開始を識別
- 〇 発話開始の1.2 秒後からAutomotive AI による分析開始
- ※上記モデルでは、現在の状況にもっとも近いと判断される予測結果を提示します。
● 分析指標
- 〇 乗員全員の表情・感情を追跡
- ・4つの感情値 :喜び、怒り、驚き、Valence(肯定的表情 / 否定的表情)
- ・8つの表情値 :笑顔、眉を上げる、眉間にしわを寄せる、目を閉じる、頬を上げる、口を開ける、上唇を持ち上げる、鼻にしわを寄せる
- ・3つの眠気に関する指標 :あくびをする、瞬きをする、瞬きの頻度(1分間の平均値)
- ・ヘッドポジション指標 :上下、左右、前後の向き(ピッチ、ヨー、ロール)
- ・3つの音声感情 :怒り、笑い、興奮
Affdex MR
市場調査用・感情解析クラウドサービス
Affdex MR(Affdex for Market Research)は、広告や動画などのメディアコンテンツに対するターゲットの感情を分析するクラウドベースのサービスです。ウェブカメラなどを通じて動画視聴時の視聴者の表情の動きを測定し、それを基に、その動画によって引き起こされた視聴者の感情をAI「Affdex」で分析します。分析結果はビューア画面やスコア情報で見ることも可能です。
Affdex MRは、視聴者の感情の推移を正確に把握することにより、飽きさせない動画コンテンツの制作、起用するタレントの絞り込み、効果の高いタイミングでのCM放映などに役立ちます。米国の大手テレビ局では、番組と広告の最適化のための視聴者調査などに利用し、実績をあげています。


Affdex MRの感情認識AIでは、動画に映る人物の表情の34のフェイスポイントの動きを基に以下の表情、感情、特殊指標を分析します。(詳細はMETRICSページをご参照ください。)
- 〇 21種類の表情
- 〇 7種類の感情(喜び、悲しみ、驚き、怒り、恐怖、嫌悪、軽蔑)
- 〇 2種類の特殊指標(Valence[肯定的表情/否定的表情]、およびEngagement[表情の豊かさ])
Affdex MRなら、視聴者の動画コンテンツに対する自然な反応・関与度が取得でき、客観的なテストが実施可能です。これにアンケートの意識調査を追加すれば、回答者(視聴者)の属性や回答内容別の集計など調査を深堀することも可能になります。調査対象の視聴者は、スマートフォンやPCで内蔵のwebカメラを起動して、動画を視聴するだけで良く、従来のこうした調査に比べて手間がかかりません。
Affdex MRによる動画分析後のビューアイメージ
動画分析後のスコア情報イメージ
CAC 開発オプション
CEAS(CAC Emotion AI Solutions)シリーズの製品やサービスをご利用のお客様に対して、SDKを用いた開発などのお手伝いを提供するオプションです。
当社が独立系SIerとして培った50年以上の実績によりお客様に合わせたシステム開発をご提案します。
CACの強み
金融・医薬系企業を中心にシステム構築実績が豊富
大手製薬会社など医薬系企業150社以上 / 都市銀行など金融機関50社以上
CACは、独立系SIerとして50年以上の業務実績で培った当社の業務知識や技術/ノウハウにより、システム開発・構築から運用管理までワンストップできめの細かい高付加価値なサービスを提供します。
CACの実績
金融 大手都市銀行など金融機関50社以上 |
【IT関連】 ・システムコンサルティング ・開発~運用・保守アウトソーシング ・銀行向け/信託向けの各ソリューション ・証券向け/保険向けの各ソリューション |
【活動】 CACはFinJAWS(金融機関AWS活用推進協議会)に参加し、FISC発行の「金融機関等コンピュータシステムの安全対策基準・解説書(第8版追補改訂)」に対応したAWSセキュリティリファレンスの発行に協力しています。 |
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医薬 大手製薬企業など150社以上 |
【IT関連】 ・創薬・研究開発~製造販売後におけるバリデーション ・コンサルティング/開発/運用・保守 ・基幹系・営業系ソリューション ・自社パッケージ ・代理店パッケージ など |
【業務】 ・安全情報管理業務支援 ・モニタリング業務 ・登録センター業務 ・薬剤割付業務 ・臨床開発DM/統計解析 ・CTD/eCTD編纂業務 ・製造販売後調査 ・市販直後調査 ・製造販売後DM/集計解析 など |
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食品・産業 大手食品企業、大手出版社など200社以上 |
【IT関連】 ・システムコンサルティング ・開発~運用・保守アウトソーシング ・トレーサビリティシステム ・SCMソリューション ・SAP ERP導入コンサルティング など |
※詳細はお問い合わせフォームより、ご連絡ください