活用事例|Affectiva×シーエーシー
世界最大のピザチェーン「ピザハット」を展開する日本ピザハット株式会社様(以下、ピザハット)の日本初の「おいしさAI解析CM」(*1)でCACの技術が活用されました。2018年12月からオンエアされたCMで使われたのは、感情認識AIによる動画分析サービス「心sensor(ココロセンサー)」です。
*1:2018年9月27日時点、CM総合研究所調べ。
おいしさAI解析CMの1シーン(提供:ビザハット)
ピザハットでは2018年から新スローガン「おいしいは、愛だ。」のもとで、新メニューの開発など様々な取り組みを行っています。おいしいピザは人を笑顔にする、という思いを持つピザハットが今回注目したのは、おいしさと人の幸せの関連性。同社が2018年8月に全国20,000人を対象に行なったアンケート調査の結果、おいしいものを食べることと人が幸せを感じることとは強く関連づけられている体験と言えることが分かりました。
動画「おいしさAI解析CMの裏側」の1シーン(提供:ビザハット)
おいしさと人の幸せの関係性をCMで表現するために、ピザハットが開発したのが「しあわせ指数」です。
この「しあわせ指数」開発のツールとして、CACの感情認識AI による動画分析サービス「心sensor」が採用されました。
「心sensor」では、34のフェイスポイントにある表情筋の動きを感情認識AI が解析し、以下の分析が可能です。
・21種類の表情認識
・7種類の感情認識
・2種類の特殊指標(①ポジティブ/ネガティブ ②表情の豊かさ)
今回のCM企画では、「しあわせ指数」が計測可能となるよう「心 sensor」のパラメータを組み合わせたカスタマイズ開発を行いました。
CM の撮影では同社のピザを食べている出演者たちの「しあわせ指数」を計測するとともに、ピザを食べることで幸せを感じている様子をユニークなビジュアルで表現。
こうして、日本初の「おいしさAI 解析CM」が誕生しました。
2020年06月15日