活用事例|Affectiva×シーエーシー
株式会社シーエーシー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:西森 良太、以下CAC)は、株式会社リクルートスタッフィング(本社:東京都中央区、代表取締役社長:山本 慎也、以下リクルートスタッフィング)と共同で開発した感情認識AI を活用した表情トレーニングアプリ「心sensor for Training」のスマートフォン版(以下心sensor for Recruit Staffing)を開発・提供しました。
【トレーニング画面(練習モード)】
リクルートスタッフィングは、『「らしさ」の数だけ、働き方がある社会』の実現を目指し、人材派遣事業を中心に、多様な働き方を推進しています。その一環として同社は、「笑顔を楽しく磨く」機能に特化したアプリをCACと共同で開発し、このアプリをインストールしたパソコンとモニターを派遣スタッフの研修エリアに設置して、ゲーム感覚で笑顔トレーニングをできるようにしていました。しかし、コロナ禍の影響により同社での集合研修の実施が困難となったことから、アプリの利用機会が大幅に減ってしまいました。
そこでリクルートスタッフィングでは、派遣スタッフが場所や時間にとらわれずに笑顔トレーニングができるよう、アプリをスマートフォン用にカスタマイズすることとし、CACが開発を受託。リクルートスタッフィングは、完成したスマホアプリ「心sensor for Recruit Staffing」を2021年10月から派遣スタッフ向けに提供開始しました。
【トレーニング結果画面】
「心sensor for Recruit Staffing」には、笑顔トレーニングのための2つのモードがあります。「練習モード」では、第3者に自分の表情がどう見えるかが分かり、好感度が高い笑顔を5秒間キープする練習も行えます。「採点モード」では、教材の動画に合わせ画面に向かって話している表情をリアルタイムでAIが分析し、アドバイスのコメントが出るなどします。
派遣スタッフの方々が素敵な笑顔でいることが、就業先でのコミュニケーションを円滑にし、自分らしく働いてもらえるとの想いから生まれた「心sensor for Recruit Staffing」。
CACは今後も、感情認識AIを社会に役立てる、こうした取組みを支援してまいります。
2022年04月11日